アウトラインプロセッサ『AUTLA(あうとら)』NO WAR Buildを公開します (この文書は、各メディア向けに送ったメールの転載です) オンラインソフトウェア「AUTLA(あうとら)」を公開している脇元と申します。 イラクへの米国軍の軍事攻撃がはじまって数日が経ちました。この戦争がそろそろ決着するものなのか、あるいはまだまだ長引くものなのか、それは私たちに はまだわかりません。私はこの理不尽で一方的な米英軍のイラク攻撃に非常な怒りと悲しみを感じています。私たちが暮らす日本はこの攻撃を支持しています。 しかし私個人は全く支持できないのです。
そこで、私はネット上でフリーソフトとして公開している『AUTLA(あうとら)』に、私がこのイラク攻撃を支持しない旨を明記し「NO WAR Build」として公開することにしました。 公開URL:http://www.autla.com/ 公開ソフトウェア:AUTLA(あうとら)1.2.6.NO WAR Build こういった行動がフリーソフトを公開する作者にとって当然のことなのか、あるいは度を過ぎたことなのか、ユーザがどういう反応を示すのかなどはま だわか りません。しかし、何もやらずにテレビのニュースを見入っているだけではダメ なのではないかという気持ちがわき起こり、「NO WAR Build」という形となりました。オンラインソフト作家に何ができるのか、これは一つの実験です。 この「NO WAR Build」はこのソフトのユーザに反戦の意志を強いるものではありません。作者は賛同してほしいと思っていますが、ユーザは賛同する必要はな いのです。ですから「このソフトを使っているが、米国の攻撃を支持している」というユーザがいたり、「そんなメッセージを入れるのなら私はユーザをやめ る」という人がでてくることも覚悟の上です。 私のこの行動は自作ソフトの宣伝を目的としたものではありません。この行動に目的があるとすれば、一つは多くの人に米英軍のイラク攻撃に対して疑問を感 じてほしいということ、そしてもう一つは多くのオンラインソフト作家にこのような実験に参加してほしいということです。それが私と同じ方法である必要はあ りません。オンラインソフト作家にとってソフトウェアは一つの表現なんだ、ということを再認識できれば方法はいろいろあるでしょう。 私たちはこの戦争を止められませんでした。しかしまだ、何かできることがあるかもしれません。 最後に、この戦争がもっとも犠牲者の少ない状態で終わることを望みます。それが巷で言われるように「早く終結させる」ことなのかどうか、それは私にはわ かりません。 |